今回は会社員の利点を12個挙げてみます。
目次
完全歩合制でない限り毎月安定した給料がもらえる
完全歩合制やフリーランスや自営ですと自分が稼いだ分しか収入がありません。
会社員の場合には直接売上をあげるような事をしなくても(事務作業や商品製造など)会社から任されている仕事をすれば毎月決まったお給料がもらえます。
売上を上げるのに直結する営業職で売上をあげていなくても毎月決まったお給料をもらえます。
(売上が総どりできる訳ではなくてそこから仕入値、人件費、会社の固定費などを引いたものが利益になりそこから給料が出るので考え方注意)
その職業について学べる最高の場所
職場は最高の職業訓練所です。
仕事のやり方を覚えないと仕事をしてもらえないので先輩や経営者から仕事を教えてもらえます。
さらにその職業についてのノウハウ(経営、仕入れ、人脈、営業、社長の考え方など)を仕事をしながら直接肌身で感じ、身体にしみこませる事ができます。
しかもお金をもらいながらです!
経験を積めば学んだノウハウを生かして独立も考える事ができるかもしれません。
人脈ができる
会社で働く事で同僚、上司、大きくない会社であればもしかしたら経営者と密な関係を築く事が出来ます。
これだけでも素晴らしい事ですが、取引先(仕事先)との間で人脈ができる場合があります。
個人事業の場合は取引先も限られますしノマドワークのような場合は自分ひとりだけになる場合もあります。
社会保険料を半分会社が払ってくれる
私達は国民皆保険制度の国なので社会保険に加入することが義務付けられています。
そしてあまり知られていないかもしれませんが会社員の場合にはなんと会社がその費用を半分も負担してくれてるのです!
「こんなに引かれてる!」ではないのです。
交通費がある程度無料
自宅から会社への交通費が出る場合が多いです。
つまり自宅から会社の範囲内であれば定期があるので変な言い方をすれば休日に遊びに行くのも交通費が無料です。
住宅手当が出る場合がある
なんと会社が住居の費用をある程度負担してくれる場合があります!
社宅や寮なんかがある場合もあります。
ボーナス(働いてないのに出るお金)が出る場合がある
場合によってはボーナスがもらえる場合があります。
ボーナスというのはいわば「働いてないのにもらえるお金」です。
この搾取だらけの世の中で働いてない分のお金がもらえる事があるでしょうか!?なぜか何もしていないのにお金がもらえます。もらえるものはもらっておきましょう。
有給休暇がある(働いてないのにお金がもらえる)
この搾取だらけの世の中で働いてないのにお金がもらえる事なんてあるでしょうか!?
会社員ですと働いてないのに給料が出る有給休暇という制度があります。
加入している保険の施設優待が使える
加入している保険団体の福利厚生で施設優待(割引)がある場合があります。
旅行や娯楽施設、レンタカーなんかも割引になったりします。
気になる方は自分の所属している保険団体のホームページを見てみましょう。
社会的信用が高い
会社員、特に勤続年数が長い人はとても社会的信用が高いです。
社会的信用が高いとは金融機関からお金が借りやすいという事です。こういうのを「属性が高い」といいます。
金融機関は会社員の場合、やはり「毎月定額のお金が入ってくる」という点を高く評価します。返済計画通りに進む可能性が高いのです。
逆にフリーランスや完全歩合制の形態の人はでかい借金を返し終えた実績がある人とかを除いて社会的信用は低めに評価されます。
お金を借りやすいというのはとても重要で、家を買うにしても不動産投資をするにしても学費を借りるのもお金を借りれないとどうしようもなくなります。
会社独自の優待がある場合がある
自社株を安く買えたり、自社で扱う商品を安く買えたりする場合があります。
厚生年金に加入できる場合がある
厚生年金に入れる場合、なんと義務である年金の支払いの半分を会社が負担してくれます!
さらに奥さんがいて扶養している場合(奥さんの年間収入130万未満の場合)奥さんの年金の支払いがなんとゼロになります!
さらに厚生年金の場合にはもらえる年金が上乗せされるだけでなく、遺族年金というのがあるのですが通常の国民年金の場合には18才未満(健常な場合)の子供がいないともらえない(受給期間は子供が18才になるまで)のに対して厚生年金の場合子供がいなくてももらえます。
(受給者が30才未満で子供がいない場合は5年間、30才以上であれば一生涯)
さらに障害になった時にも障害年金に加えて障害厚生年金も加算されます。
年金は貯めてる(または運用)方が得とかもらえないんでしょ?とか様々な議論があると思うのですが老齢年金だけでなく死亡した場合の家族への遺族年金、障害をおった場合の障害年金のメリットの側面がありますしいざ65歳になって働けなくなった時に死ぬまで毎月定額のお金が入ってくるのは大きいと思います。
貯めてる(または運用)方が得というのもわかるのですが国民が10人いて10人が貯めたり手堅く運用するかと言われると大半が目の前のお金を使ってしまうと思います。
そのため年金制度は悪いものではないと思います。
まとめ
会社員には上記のような大きなメリットがあります。
よくフリーランスの事をよく書いた本(金持ち父さん貧乏父さんなど)やサイトなどがありますがその分野で必ず稼げるような能力や人脈、ノウハウがわからない人は絶対にいきなりフリーランスになるべきではありません。
もしどうしても独立してフリーランスを目指したい場合は会社員の利点を生かしつつ副業でその分野の階段を登り、成功してその分野でやっていける、そして上記の会社員のメリットを上回る収入、メリットが得られる算段がある。と思えて始めて独立する事を考えるべきだと思います。