今回は問題解決をする上で便利なフレームワークを2つ紹介します。
人生とは問題解決の連続です。
この2つのフレームワークがあればほとんどの問題を解決できます!
目次
イシューツリー
イシューツリーとは問題の細分化です。
あるメインの問題があるとしてそのメインの問題を細分化し、
その細分化されたそれぞれの要素を解決していくことによって
メインの問題を解決する方法です。
例えば
「お金を貯めるにはどうすればいいか?」
という問題があるとします。
このメインの問題を解決するために問題を分解していきます。
「お金を貯める」という問題は「収入を上げる」と「支出を下げる」という要素に分解できます。
分解していく上でのアドバイスが2つありまして
「お互いに重複せず全てを網羅」できるように分解するのと「その他」を使わない
の2点に注意しながら分解していきます。
(ほんとのやり方はそうなんですが問題を細分化する事が目的なので細かいことは気にしなくていいです!)
さらに分解するときの切り口に関してですが
「家族それぞれ」という切り口で分けたりとか色々出来ますがこれはその問題を考える時に一番適しているものは何かを考えて切り口を決めます。
本題に戻り、例として「収入を上げる」をさらに分解していくと
「収入を上げる」を分解すると「メインの仕事」と「副業」に分けられます。
「メインの仕事」を分解すると
「いつもの仕事の効率を上げる」と「他にできる事を増やす」に分けられます。
「いつもの仕事の効率を上げる」にはどうすればいいかを考えると
本を読んだり、セミナーに行ったり、仕事ができる人に聞いてみたり、今回は例なのでetc。
の方法を考える事が出来ます。
このように細分した事を実行することにより大きな目的を達成していきます。
大きな目的があるのに何をしていいのかわからず立ち尽くしてしまう・・・
といった状況にこのフレームワークは役に立ちます。
またイシューツリーと同じようなものに
・ロジックツリー
・ピラミッド思考
・マインドマップ
がありますがこれらは書いてある本が違うだけでほとんど同じ事をしているので基本はこの問題を細分化する方法で問題ないです。
イシューツリーで考えるのに
MindMeister(マインドマイスター)
というアプリが便利です。
これは本当は前述した「マインドマップ」を作成するアプリですが右側にのみ展開することによりイシューツリーを作る事が出来ます。
この記事でもMindMeisterを使ってイシューツリーを作っています。
MindMeisterは無料版でも使えて、クラウド型のサービスなのであらゆるタブレットやパソコンからアクセスできるのでおすすめです。
マトリクス思考
マトリクス思考は物事を分類するのに便利なフレームワークです。
物事を縦横2つの事象に分けて4つに分類し、行動する時の優先順位を決めます。
例えばマトリクス思考の有名なものとして「7つの習慣」という本の3つめの習慣に
「最優先事項を優先する」
というものがあります。
これは日常で起こる物事を
縦に「重要度」横に「緊急性」
で分類して
・①重要かつ緊急性の高い物 (例:必ずやらなければならない仕事、宿題etc)
・②重要だが緊急性は低い物 (例:将来に向けての勉強、読書etc)
・③重要でないが緊急性の高いもの (例:アポ無しの来客、着信etc)
・④重要でないし緊急性も低い物 (例:TV、ゲームetc)
の4象限に分類し、
この中の「②重要だが緊急性の低い物」を最優先で大切にするというものです。
この切り口でのおすすめとしては
「①重要かつ緊急性の高い物」を爆速で終わらして「②重要だが緊急性は低い物」に時間を使うのがおすすめです。
その他の事象「③重要でないが緊急性の高いもの」、「④重要でないし緊急性も低い物」はなるべく行わないようにしましょう。
これは大事な概念なんですが
「時間は有限」
「人間に与えられた1日という時間はどんな人でも平等」
「時間=命」
です。
マトリクス思考の使い方の例としては
やらなければならない事がたくさんある時に
マトリクス思考を使って、やらなければならない事を分類して
処理する優先順位を決めるというのに使えます。
参考図書
今回の記事は大石哲之さん著「3分でわかるロジカル・シンキングの基本」を参考に作成しました。
この本はいろんな有名な考え方の「フレームワーク」が簡潔に載っていますのでおすすめです。
もっと知りたい方はぜひ読んでみてください。
まとめ
・「問題」を解決する→イシューツリーを使って問題を細分化
・やることの優先順位がわからない→マトリクス思考を使う